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ごぼうは高血圧の予防と改善に効果

ごぼうの特徴である豊富な食物繊維がナトリウムを体外に排泄する働きによります。

ナトリウムが排出されることにより高血圧の予防と改善に効果が現われます。

ごぼうに含まれる食物繊維は便通を正常にします。

便秘は毒素が体に溜まる事で肝臓病や腎臓病のほか、高血圧、高脂血症などの生活習慣病を誘発し、体の老化も早めてしまいます。

腸内に便が長くとどまると、悪玉菌が増え毒素が発生します。

この毒素は腸自体を傷つけガンになりやすくなるだけでなく、血液と共に体内を駆け巡り、アレルギーやリウマチなどの原因にもなるともいわれています。

便通が毎日ある人は体全体を健康に保つ事ができます。

これら食物繊維は腸のぜん動運動を活発にし、便秘の解消に効果を発揮します。

また食物繊維は体内のコレステロールを体外に排泄するのでコレステロール低下にも効果的です。

さらに食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす働きがあるため、腸内環境を整え、大腸ガン予防や美容効果も期待できます。

このほかゴボウには発ガン物質の排泄や血糖値の急上昇を防ぐ働きがあり、糖尿病に効果があります。

ごぼうに含まれる食物繊維のリグニンには解毒作用があり発ガン物質を無毒化して排泄するほか、クロロゲン酸やアルクチン酸などの抗がん作用をもつ成分も含まれており、リグニンとの協力してガン予防に効果を発揮します。

このほか、ごぼうには性ホルモンの分泌を促進するアルギニンが含まれており、強壮効果があります。昔から元気のもととされ、強精、強壮、老化を防ぐ食べ物として広く利用されてきました。




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高血圧は食事から見直す

日本人は、塩辛い食べ物を好みます。

漬物、干物、佃煮等 塩を使った食べ物は豊富にあります。

高血圧を改善するのにはナトリウム摂取量は必要です。

血圧を下げることにカリウムが注目されるのもその為です。

高血圧の食事は、また同時に脂質やアルコールなどの制限も必要となります。

血圧低下には野菜や果物を積極的に食べることが勧められます。

野菜やフルーツ、海草にはナトリウムの排泄を促すカリウムが豊富に含まれています。

カロリーの高い果物は肥満、糖尿病の原因にも繋がりますので、摂りすぎには気をつけましょう。

腎障害のある方はカリウムの摂取を控える必要があります。

高血圧の方は、動脈硬化や肥満の原因ともなるコレステロールや飽和脂肪酸の適量摂取に注意することも必要
です。

コレステロールや動脈硬化の抑制にDHAやEPAが効果的といわれています。

DHAやEPAは青魚に多く含まれていますので魚を積極的に食べましょう。

厚生労働省による一日の食塩の摂取量基準は12歳以上の男性であれば10g未満、女性であれば8g未満とされています。

既に高血圧である方は、目標値よりより一層の減塩に勤める必要があります。

WHOによる世界的な推奨基準では、ナトリウム摂取量は6g/日未満とされており、一般的に血圧が高めの方も一日6g以下の減塩に努めたいものです。




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自宅で計る血圧と病院などで計る血圧

自宅で計る血圧と病院などで計る血圧には、数値の差があります。安心してはいけない。

WHOの報告では家庭血圧測定値の125/80の血圧値は、外来の測定血圧値140/90 mmHgに相当するそうです。

家庭血圧で125/80を常時越えていれば高血圧の可能性がありますので病院で受診する必要があります。

1999年のWHOの勧告により高血圧の診断基準は、外来の血圧が最適血圧が120/80未満、正常血圧が130/85未満、高値正常が140/90未満とされています。

高血圧は自覚症状がないので、検診や家庭血圧計で計って初めて気が付くことが多いです。

高血圧性の心臓病や、心臓肥大になっていたり、心不全までに至ることも検診を受けていない場合はよくあります。

早期に発見されれば、心臓肥大になっていても高血圧の治療を受ければ、改善したり、進行が防止できます。

高血圧の検査は、心臓以外の合併症(脳、腎臓など)や他の動脈硬化の危険因子についてもを受診したほうがいいです。



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高血圧と脳疾患

脳卒中の原因として高血圧が上げられており、高血圧の合併症の一つです。

脳卒中は、脳の血管に突然起こる障害です。
脳卒中の危険因子が高血圧であるならば、高血圧を予防、治療して脳卒中のリスクを減らしましょう。

脳卒中とは、脳圧が高まり血管に障害起こす症状の総称です。

脳梗塞と脳出血、くも膜下出血の3つに大別されます。

脳梗塞とは、動脈硬化などにより血液の流れが悪くなる、血管が詰まるなどから血液の流れが遮断してしまう症状です。

血液が流れなくなった脳細胞は壊死してしまい、手足の麻痺や広範囲に脳細胞の壊死が起こった場合は半身麻痺や全身麻痺などの障害が起こり、言語障害も見られます。

脳出血とは、脳圧が高まった状態が継続することで、血管が破れ出血する症状です。

出血した血液は体外に流れ出ることなく、頭蓋骨の中に留まり固まります。

固まった血液が脳を圧迫し始め、麻痺や言語障害などの障害が現れます。

脳を保護するものとして、頭蓋骨はもちろんのこと、脳の周りに薄い3層の膜があります。その膜のひとつがくも膜です。

くも膜と脳の空間をくも膜下といい、多くの血管が走っており、この血管が損傷して血が流れ、くも膜下にもともとある脳脊髄液に血液が混ざることで起こります。

人間の突然死の約7%ほどはくも膜下出血が原因といわれています。



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高血圧と頭痛

高血圧と頭痛などの症状は密接な関係があるかのように思われています。

高血圧は無症状で、特に頭痛や目まい、耳鳴りなどの症状を引き起こす訳ではありません。

その分、合併症として非常に怖ろしい病気を発症してしまうので、放置しておくことは危険です。

高血圧によって血管が硬くなり動脈硬化を引き起こします。

この動脈硬化が脳の動脈で起きると脳梗塞になります。また血管が破裂することによって、脳出血を起こすことにもなります。

このような動脈硬化が心臓で起きれば、心筋梗塞や狭心症になりますし、腎臓で起きれば、腎臓が機能障害を起こします。

高血圧で最も注意を要するのは,合併症ということです。

高血圧が頭痛などの症状の直接原因ではありませんが、高血圧の人がひどい頭痛を感じたりするようになると、脳で何らかの合併症が発症したことを疑うかも知れません。




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高血圧に有効な栄養成分:タウリン

高血圧を下げる栄養素として、タウリンがあります。

タウリンはたんぱく質を作るアミノ酸の一種であり、人間の身体つくりには欠かせない栄養成分です。

タウリンは、人間がストレスを感じると体内に増えてしまう、カテコールアミンというホルモンを抑制してくれます。

カテコールアミンは、血圧を上げて高血圧を導くので、タウリンが高血圧に効果的なのもうなずけます。

心臓や肝臓の機能を高めてくれるので、動脈硬化予防にもタウリンは効くとされています。

人間の体内ではほとんど合成することができないため、日々の食事から積極的にタウリンを取り入れ、高血圧の改善を図りましょう。

タウリンは主に魚介類に多く含まれているとされています。

タウリンを多く摂取すると、胃酸が過剰に分泌されてしまうこともあります。

胃酸が多く分泌してしまうと、潰瘍を発症させる原因にもなりますので、タウリンを摂取する場合は単独でなく、牛乳などと一緒に摂るとよいでしょう。

タウリンを多く含む食品は、魚介類にあって、青魚の秋刀魚や鰯、鯖があり、他には鰹や鰤などがあります。

高血圧の方は、塩分を抑えた食事を心がけつつ、これらの食品を積極的に取り入れるようにしましょう。




         
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高血圧に有効な栄養成分:カテキン

カテキンは緑茶に含まれる成分で、ポリフェノールの一種です。

緑茶のみならず、煎茶、番茶、ほうじ茶などの日本茶全般に含まれています。

血中脂質を正常化させるはたらきがあることから、メタボが気になる世代から注目されています。


カテキンのはたらき

カテキンには食用油や肉や魚の品質保持剤として用いられるほど、脂質の酸化を抑制する強い作用があります。この抗酸化作用は、体内でも細胞膜を酸化から守り、発がんを防ぎます。

血液が固まりやすいと、がん細胞をほかの組織にくっつける接着剤の役目をするのですが、カテキンは血液の凝固を抑制する作用があるため、がんの転移を防ぎます。

1日に緑茶を3杯以下しか飲まない人のがん罹患の危険率を1とすると、10杯以上飲む人は0.61と、発がん率が40%近く軽減されたことがわかっています。

カテキンには血中脂質を正常化させるはたらきがあります。その理由として、胆汁酸の排泄を増やすことがあげられます。

胆汁酸はコレステロールを原料につくられ、胆汁に含まれて脂肪を乳化し消化を助けたあと、腸から吸収されて、肝臓に戻り、再利用されます。

ところが、カテキンが存在すると胆汁は再利用されず排泄されるため、コレステロールが血液中に増えなくなります。血中脂質が減少すると肝臓にたまる脂肪も減るので、脂肪肝を改善し、肝臓の機能も高まります。

最近では、緑茶カテキンが環境ホルモンの働きを阻害するとの研究結果も発表されています。環境ホルモンは体内で性ホルモンの受容体と結びつき、人体に害を与えます。

ところが、カテキンは女性ホルモン受容体と結合する性質があるため、環境ホルモンが結合するのを妨害して、結果的に害を防ぐことになると考えられています。

このほかにも緑茶カテキンの効能は、抗アレルギー、虫歯予防、口臭予防、腸内環境の正常化など多岐に渡ります。


カテキンのとりかた

通常、緑茶は湯を注いでその浸出液を飲みます。この場合、ビタミンCやカテキンなどの有効成分が一番煎じでは約40%、二番煎じでは20%ほどが茶殻に残ってしまいます。

不溶性成分であるビタミンA、ビタミンE、ミネラル、食物繊維なども茶殻に残された状態になります。

緑茶をミキサーやすり鉢で粉末にして淹れると、茶葉ごと摂取できて、有益な栄養素を無駄なく体内に取り込むことができます。




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高血圧とアルコール

高血圧が心配な人はアルコールとの付き合い方に注意が必要です。一般に多量にアルコールを摂取する人は高血圧になりやすく、毎日飲酒する人は飲まない人と比較して血圧年齢が10歳程度高くなると言われています。

適量の飲酒は血管を拡張させて数時間程度の間は一時的に血圧を下げる作用をすることもあります。ただし、あくまで一時的な作用ですのです。

 長期間にわたって毎日飲酒を続けることによって日々の血圧は上昇し、やがて高血圧が悪化する恐れがあります。おつまみには塩分が多いものが多いために、飲酒が習慣化していると塩分摂取量が増えて、この面からもアルコールが原因となって高血圧になりやすくなります。

 アルコールを摂取すると血圧が上昇するのは、交感神経が活発になり、同時に腎臓からカルシウムやマグネシウムが失われるためだと考えられています。

またアルコール自体が高カロリーな食品であり、摂取カロリーが増えることに加えて、アルコールによる食欲増進効果で食べすぎになることの影響が大きいと言われています。アルコールを1日に30ml摂取すると血圧は30mmHg上昇する傾向があります。お酒が好きな人は飲み始めると、つい度を越してしまう傾向があります。酒量に注意しましょう。

 アルコールを控えることによる高血圧防止効果は、節酒を始めて1、2週間以内にあらわれと言われています。比較的短期間で効果が現れるので、ぜひアルコールを減らして高血圧を予防、改善してください。




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高血圧とナトリウム

高血圧の食事療法でよく強調されるのが塩分の摂りすぎです。塩分の主成分であるナトリウムはなぜ高血圧に良くないのでしょうか。

 人間の細胞の中には多量のカリウムが含まれており、細胞の外にはナトリウムが存在します。そして塩分の摂取量が多いと、過剰な塩分のナトリウムが細胞の中に入ってきます。

細胞内にナトリウムが過剰にある状態は良くないので、細胞内のナトリウムと細胞外のカリウムを交換するナトリウムポンプという働きが作動します。

高血圧ではない正常血圧の人ならナトリウムポンプで細胞外へ排出されたナトリウムは腎臓を通じて排出されます。しかし、高血圧の人ではナトリウムポンプの働きが悪く、ナトリウムを体外へ排出しにくいという問題があります。

 高血圧の人がナトリウムを排出できない状態は体に良くないので、ナトリウム利尿ペプチドというホルモンが分泌されます。このナトリウム利尿ペプチドは腎臓でナトリウムが再び吸収されるのを妨げ、腎臓からナトリウムが排出されるのを促進する働きがあります。

 ナトリウム利尿ペプチドにはナトリウムポンプの機能が停止させる働きもあるので、細胞内のナトリウムを細胞外のナトリウムと交換することができないという問題が発生します。

この問題を解決しようとして、細胞内のナトリウムが細胞外のカルシウムと入れ替わるという反応が発生します。

この反応が起こると、細胞内にカリウムではなく、カルシウムが入ってくることになり、血管を収縮させることになります。

血管が収縮すると、血管を流れる血液が流れにくくなり、血管抵抗が増えて血圧を上昇させることになるのです。このような血圧上昇のメカニズムに注意して塩分の摂りすぎに注意しましょう。



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高血圧とカルシウム

カルシウムは体内に約1kgもあり、そのほとんどは骨や歯に含まれており、残りのわずかな量は血液や神経に含まれています。

カルシウムの働きは、骨や歯を形成し、神経を鎮め、血液が固まる機能を調え、神経の機能を高め、心臓や全身の筋肉が収縮するのを助けます。

高血圧に関連してカルシウムが不足すると、不足するカルシウムが骨から溶け出て、そのカルシウムが血管にたまって動脈硬化が進行します。骨から溶け出たカルシウムは血管の細胞に侵入し、血管を収縮させて血圧を上昇させます。

 医療機関では骨からカルシウムが溶け出すのを妨げるカルシウム拮抗剤という薬が処方されることもありますが、これはあくまで非常手段で、カルシウム不足が起こらないようにして、骨からカルシウムが溶け出すことを防止するのが基本です。

カルシウムの1日の必要量は600mgですが、日本人はカルシウム不足の人が多いというのが通説です。このとき塩分を摂りすぎていると、ナトリウムを排出するときにカルシウムも一緒に排出されるので、カルシウム不足は一層深刻になります。

高血圧の人はカルシウムが不足しやすいので、カルシウムの摂取量には注意する必要があります。

 カルシウムを効率よく摂取するには、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品がカルシウムの吸収率がよいのでお勧めです。高血圧の人は乳製品を主に小魚、海草類を組み合わせて1日の必要量より少し多めのカルシウムを摂取するように努めましょう。



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高血圧とカリウムの関係

カリウムは主要な必須ミネラルの一つで人体に含まれている量は120g~160gほどです。

カリウムは野菜、果物に多く含まれており、特に海草、ほうれんそう、セロリ、アーモンド、レーズン、りんご、ピーナッツ、などがカリウムの多い食品として知られています。

カリウムの働きは、細胞の機能を高める、血液中の塩素や酸の量を調整する、筋肉の伸縮、神経の伝達を制御する機能を担っていますが、特に高血圧の人にとっては塩分の害を抑える機能が重要です。

 カリウムは高血圧の原因となるナトリウム、塩素などの塩分の害を抑えることがわかっています。

毎日りんごを食べる人は食べない人よりも高血圧の発症が少ないということが明らかになっています。

特にはっきりした原因が見つからない本態性高血圧ではカリウムを摂ることで症状が現れることを抑制できることも知られています。

 カリウムの1日の必要量は成人で2000mgと言われています。

この量は通常の食生活で十分に摂取できる量ですが、高血圧の人は積極的にカリウムの摂取を心がけたほうがよいでしょう。

カリウムに限らず、ミネラルは人間の生命維持活動に重要です。日常の食生活でミネラルをバランスよく摂取し、不足する部分をサプリメントなどで補うことが重要です。



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早朝高血圧の発見方法

仮面高血圧の中の早朝高血圧には、早朝だけが血圧があがる早朝上昇型 と一晩中ずっと血圧が高い夜間持続型があります。

血圧が高い時間が長い夜間持続型の方が危険です。

高血圧で怖いのに心筋梗塞がありますが、その前におおむね心肥大になります。
心肥大を発症する確率は夜間持続型の方が早朝上昇型の2倍高いです。
さらに高血圧症の方の中で夜間持続型の方が、 心臓や脳の疾患を約3倍の頻度で発症しています。

早朝高血圧は健康診断では見つけられません。
判断をするのには、まず自宅で寝る前と起きてからと2回の血圧を 測定することが必要です。

最大血圧が寝る前より起床後が20mmHg以上高くなっている、 あるいは両方の平均が135mmHg以上だったら早朝高血圧になります。

夜は就寝の前に計りますが、 測定の前に2,3分間は安静にしましょう。
運動はもちろん、食事・入浴などの直後は測っても値が正しくありませんから、 30分間は間をおきましょう。

朝は起床してすぐがいいですが、遅くても1時間のうちに測ります。 もちろん朝食を食べる前で、薬を飲むのも控えます。

血圧計は指先や手首で測るものもありますが、 正確な計測という意味では上腕で測定するようにしましょう。

計測する上腕の高さは心臓の高さと同じにして、 時間に余裕があれば数分後にもう一度計測して、2回目の値を使うのが理想です。



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腎性高血圧とは

腎性高血圧は、腎実質の病変による高血圧をいいます。

 二次性高血圧(原因がはっきりしない本態性高血圧に対して、原因がある程度わかっている高血圧)の原因の約半数は、腎臓病によっておこるものです。

これは、全高血圧症患者の2~5%にあたるといわれています。

腎臓の障害が進むと、高血圧が増強しますし、高血圧が続くと腎障害も進みます。
腎性高血圧がおこるメカニズムとして、①腎臓が尿として水分やナトリウムを排泄(はいせつ)する量が減り、体内に水分やナトリウムがたまる(体液、血液量が増える)、②血管の病変などで腎臓への血流が減少すると、腎臓は血圧を上昇させるようにレニンの分泌(ぶんぴつ)を増やす、③同様にして、血圧を下げる伝達物質であるカリクレイン‐キニン系の分泌が減少する、などが考えられます。
 
腎性高血圧で腎臓の障害が進むメカニズムとして、糸球体高血圧説がいわれています。

腎炎などによって、実際にはたらくネフロン(一糸球体を中心とする尿をつくる最小単位)が減少したり、糖尿病などで腎臓に入る細動脈が拡張して糸球体の毛細血管(もうさいけっかん)の血圧が上がり、その結果、糸球体が障害され、実際にはたらくネフロンがさらに減るという考えです。

腎血管性高血圧とは、左右の腎臓の一方または両方の腎動脈の本幹や、枝分かれした主要な動脈が狭くなって血圧が上がる病気です。

血管の内径が、70%以上小さくなると、腎臓を循環する血圧が低くなり、この病変をおこした腎臓から、血圧を上昇させる物質であるレニンが分泌されます。



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腎性高血圧の原因

①腎実質の病変
 各種の腎炎、慢性の腎盂腎炎、各種の代謝性の病気(糖尿病性腎症、膠原病や痛風)にともなう腎臓病や水腎症などがある場合、あるいは先天的な発育不全がある場合などでは、結果として、腎臓内の種々の大きさの血管が障害され、腎臓の血流が悪くなります。

 そのため、レニン‐アンギオテンシン系の内分泌などがはたらいて、血圧が上昇します。血圧が上がると、狭い血管でも多くの血液が流れるので、腎臓はある程度機能します。

 しかし、高血圧が原因で、血管がさらに障害されると、また血流が弱まり、それを補うために、さらに血圧が上がるということになります。


②腎動脈の病変
 腎臓に入る動脈(腎動脈)が狭くなる原因は、おもに動脈の粥状硬化と線維筋性過形成の2つに分けられます。そのほか、大動脈炎症候群や解離性大動脈瘤なども原因になります。

 血液中の成分が血管の内壁に付着しておこる粥状硬化は、腎血管性高血圧症の約60%を占めます。一般に高齢者に多く、腎動脈の中枢より病変が始まり、末梢側に広がります。

 血管の組織が弾力性を失って硬くなる線維筋性過形成は、さらに数種類のタイプに分類されますが、子どもや若い人に多く、一般に進行性です。

 病変は、腎動脈にだけみられる場合もありますが、ほかの動脈にも同様な病変がおこる病気もあります。


③腎臓周囲の病気
 腎周囲炎、腎周囲の血腫などが腎実質や動脈を圧迫することで、①や②と同じメカニズムで高血圧をおこします。



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腎性高血圧の検査と診断

腎性高血圧の検査と診断については、本質的には腎硬化症と同じです。

 腎血管性高血圧では、この病気を疑わせるものとして、(1)高血圧の家族、親類がいない、(2)25歳以下あるいは45歳以上で、重症の高血圧になった、(3)突然に発病した、(4)腎臓の病気をしたことがある、(5)腎臓部の外傷や腎臓の手術を受けた後に高血圧になった、(6)腹部、側腹部に血管の雑音が聞こえる、(7)降圧・利尿薬や交感神経遮断薬(α(アルファ)遮断薬、β(ベータ)遮断薬)の効果があまりないが、アンギオテンシン変換酵素阻害薬が効く、などがあげられます。
 これらにあてはまる場合は、検査が必要です。

スクリーニング検査
 腎血管性高血圧を見つけるには、(a)血清(けっせい)カリウム値が低い、(b)末梢血レニン活性が一般に高い、(c)カプトプリル(アンギオテンシン変換酵素阻害薬)の服用試験で、末梢血中のレニン活性がかなりの高速で上昇する、(d)急速静注排泄性腎盂造影(静脈に造影剤を注射し、それが尿にまじって腎盂に出たところをX線撮影する)で造影しにくい、(e)レノグラムや腎シンチグラフィで機能低下がみられる、という5種類の検査でふるい分けます。

確定診断検査
 スクリーニング検査でひっかかったら、入院して、腹部大動脈・腎動脈の造影(実際の腎動脈血管病変部を確認)、腎静脈血中のレニン活性の測定などの検査をし、最終的に腎血管性高血圧と診断されます。




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高血圧と睡眠の関係

正常血圧に下がらないという場合には、睡眠障害が高血圧の原因になっているかもしれません。最近では睡眠障害が高血圧の原因であることが明らかになっているのです。

睡眠が不足すると自立神経のひとつである交感神経が活発になり、血液中にアドレナリンが増え、それが心臓の動きを強め、血管を収縮させて血圧を上昇させてしまいます。

睡眠時間が短いということは、反対に社会生活の時間が長くなることになり、これも血圧をさらに高くする方向に働きます。

睡眠時間と高血圧の関係を調べると、若者や高齢者では少しくらい睡眠が足りなくても高血圧にはなりにくいのですが、中年層では睡眠時間が短いと高血圧になりやすい、ということが分かっています。

男女の違いで睡眠と高血圧の関係に差があることも分かりました。すなわち、睡眠が不足すると、男性より女性の方が高血圧を発症しやすいという傾向があるのです。

 睡眠障害、特に睡眠中に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」と高血圧の関係は、もっと明白です。睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、夜間に血圧が下がりにくい傾向があるのです。

は睡眠中に呼吸が止まって血液中の酸素が減って二酸化炭素が増加したり、睡眠中に何度も目が覚めることが原因です。



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高血圧をレモン果汁で下げる

高血圧を改善するための食事療法にレモン果汁がいいです。

レモン果汁を食事の味付けに加えることによって塩分摂取量を減らすことができるます。
塩分を減らせば高血圧を正常血圧に下げることができるのです。そのとき、料理の味付けに使う塩を減らす代わりに、レモン果汁を加えて塩分を減らしても薄味の物足りなさを、レモン果汁の酸味で補うことができるのです。塩分を減らしても美味しく食事を楽しむことができます。

レモン果汁の効果は、レモン果汁に含まれるビタミンPによる血圧降下です。レモンやミカンなどの柑橘類にはヘスペリジンが含まれており、ヘスペリジンはビタミンPの一種で血圧を下げる効果があります。

レモンのヘスペリジンは皮や薄皮の部分に多く含まれているので、レモン果汁を絞るときに果肉の部分だけではなく、高血圧対策のために皮も一緒に絞るようにしましょう。

ヘスペリジンはフラボノイド化合物の一種で、ビタミンPと呼ばれています。ヘスペリジンの他に、アスパラガスに含まれているルチンや、ブルーベリーのアントシアニンなどもビタミンPの仲間です。

これらのビタミンPを含む食品もレモン果汁と同様の高血圧を下げる効果があるので、レモン果汁と一緒にアスパラガスやブルーベリーを食べることをお勧めします。



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高血圧を水泳で防ぐ

高血圧の運動療法では水泳などの有酸素運動を中心にすべきです。

高血圧の危険因子である肥満を改善するには有酸素運動が最適であり、さらに有酸素運動によって末梢血管を拡張させて血液の循環をよくして、血圧を下げることができるからです。

有酸素運動に適した運動としては、ジョギング、水泳、自転車などがあります。毎日続けられるようにすることも高血圧の運動療法として大切なことです。

有酸素運動は軽く息が弾むような強度で行うことがポイントです。激しい運動は長続きせず、膝や足首などの運動器官に負担がかかって、かえって運動器官を傷める結果になってはいけません。

水泳はコレステロールや中性脂肪を減少させ、新陳代謝も活発化できます。その結果、血液がサラサラになり肺や心臓の活発に働くので、血液の中に血圧を下げる物質が分泌されます。こうなれば、高血圧を予防することも期待できます。

重度の高血圧の人は運動を行うのに注意が必要であったり、運動が適さない場合もあるので、有酸素運動を始める前にお医者さんに相談するようにしましょう。

有酸素運動は高血圧だけではなく、ダイエットにも効果的であることはよく知られています。



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高血圧に効果的なビタミン

高血圧に効果的なビタミンは、まずはビタミンEです。

ビタミンEは過酸化脂質を分解する働きがあります。

ビタミンEは一度酸化してしまっても、ビタミンCがあれば、抗酸化作用を蘇らせることができます。

ビタミンEは食物性油脂、ナッツやごまなど種に多く含まれています。抗酸化作用が強力なので働きもあります。高血圧の方に良い栄養素で、鮮やかな緑黄色野菜や果物に含まれています。

ビタミンEとCを摂取して、抗酸化力をパワーアップさせましょう。




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高血圧が狭心症を招く

高血圧を放置しておくと、動脈硬化が進んで心臓への血流が阻害されます。

この状態では心臓の筋肉、すなわち心筋に酸素や栄養が足りなくなって狭心症のリスクが高くなります。狭心症を発症すると、胸を締め付けられるような胸苦しさ、激しい胸痛などの発作が起こります。

発作は1分~5分続くことが多く、最長30分程度の発作が継続することもあります。狭心症は高血圧が原因の病気ですから、高血圧の予防が一番大切です。

 高血圧によってもたらされる心臓病には、狭心症、心筋梗塞、心肥大、心不全などがあり、狭心症と心筋梗塞が虚血性心疾患の代表的病態となります。

狭心症と心筋梗塞の違いは、一時的な心臓への血液不足か、長時間の血液不足か、という点です。狭心症では心臓への血液が一時的に不足して心筋の働きが低下しますが、心筋細胞は血液不足の解消で回復します。

心筋梗塞では心臓への血流が長時間にわたって途絶えることで心筋細胞が壊死してしまい、回復することは期待できません。

 狭心症は大きく分けて労作性狭心症と安静時狭心症に二分されます。まず、労作性狭心症は体を動かしているときに発作が起こることが特徴です。

高血圧により動脈硬化や冠動脈の狭窄がある状態で、運動などで心臓が酸素不足になったときに発作を起するのが労作性狭心症です。

安静時狭心症は、就寝中など静かにしているときに発作がおきます。安静時狭心症は冠動脈の痙攣によって発症しますが、夜間から早朝に発作を起すのが特徴です。

いずれの狭心症でも発作薬としてニトログリセリンがよく知られており、狭心症の発作にはニトログリセンリンが即効的な効果があります。



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