自宅で計る血圧と病院などで計る血圧

自宅で計る血圧と病院などで計る血圧には、数値の差があります。安心してはいけない。

WHOの報告では家庭血圧測定値の125/80の血圧値は、外来の測定血圧値140/90 mmHgに相当するそうです。

家庭血圧で125/80を常時越えていれば高血圧の可能性がありますので病院で受診する必要があります。

1999年のWHOの勧告により高血圧の診断基準は、外来の血圧が最適血圧が120/80未満、正常血圧が130/85未満、高値正常が140/90未満とされています。

高血圧は自覚症状がないので、検診や家庭血圧計で計って初めて気が付くことが多いです。

高血圧性の心臓病や、心臓肥大になっていたり、心不全までに至ることも検診を受けていない場合はよくあります。

早期に発見されれば、心臓肥大になっていても高血圧の治療を受ければ、改善したり、進行が防止できます。

高血圧の検査は、心臓以外の合併症(脳、腎臓など)や他の動脈硬化の危険因子についてもを受診したほうがいいです。



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