ストレスと高血圧の関係

本態性高血圧の原因として遺伝的素因と生活習慣があります。

ストレスは高血圧の原因とは親密な関係にあります。

人間はストレスを感じて、イライラしている時は、脳が興奮状態になり、それを危険と認識し、身体が交感神経優位、つまり戦いモードになります。

すると血小板機能が活性化し、血液の粘度が高まり、血液がドロドロになり、血流が悪くなるため血圧が上昇し、ストレスを感じる事で自律神経が緊張し、血管が収縮してしまい血圧が上がってしまうようです。

100%ストレスのみの原因で高血圧が起こるとは考えにくいですが、慢性的なストレス状態に陥った時に、生活習慣の原因の1つとして『ストレス』は大きな要因になるようです。

生活をしている以上ストレスを感じない人はほとんど居ないと言えます。

ですので、ストレスを溜め込まないように発散する事を心がけることが大切になります。

ストレス発散には「会話」がとても有効的で、悩みを抱えていて解決が出来なかったとしても誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になりリラックスします。

ストレス解消法は色々ありますが、自分に合った方法を見つけて行うのが効果があります。

運動・スポーツをしたり、音楽を聞いたり、など気分転換をしてリラックスをする方法を見つけましょう。

簡単な自己流のストレッチでも身体を動かす事は、どんなに短い時間でも心がリフレッシュされてとても効果的です。

趣味を見つけることもストレスに勝つ方法のようです。

自宅に帰った時は、入浴剤を入れてゆっくり湯船に浸かるとリラックスでき落ち着きます。

38度~40度位の温度がリラックス効果があると言われていますので、物足りないなと思うくらいの温度でゆっくりとくつろいでください。

また大切なのが睡眠です。



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