塩分と高血圧の関係

 高血圧予防の代表的なものが、塩分摂取を抑えることです。では、なぜ塩分の過剰な摂取が問題なのでしょうか? 簡単に言うと、塩分(ナトリウム)をとりすぎると、血液中の塩分濃度が上がります。

 濃度が上がると細胞組織の活動が低下してしまうため、水分で薄める作用が働きます。

 そのため、腎臓が水分を血液中に送り出し、その結果、血液の全体量が増大し、血圧が上昇するのです。


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