血圧はいつも変動している

 血圧はいつも一定ではなく、色々な条件で変動しています。一般的に日中に行動している時は血圧が高くなりがちで、急いで走ったりするとそれに応じて血液をたくさん運ぶために血圧は上昇します。

 逆に睡眠中は運動量が少ないので血液の流れも穏やかになり、血圧も昼間に比べて低くなります。高血圧の人は1日の血圧の変動が大きくなる傾向があります。

 また、健康状態や精神状態によっても血圧は大きく変動するほか、男女とも年齢とともに上昇していく傾向にあります。

 これは主に加齢とともに血管の弾力が失われ、硬くなってくるために起こります。血管の硬化は20歳代で起こり始めていると考えられており、この事からも日頃から血圧や血管の健康状態に気をつけなければならない事がわかります。