高血圧検査の種類

 心臓の状態を検査する「心電図検査」
 高血圧で心臓に異常がある場合は、心電図によって検査を行います。心臓に異常がある場合には、心電図の波形に変化が生じます。心肥大の有無、狭心症や心筋梗塞についてなど、心臓について情報を得ることができます。


 網膜の血管から高血圧の進行度を測る「眼底検査」
 眼底検査は、外部から肉眼で血管を観察できる方法であり、高血圧になると、目の網膜(眼底)の血管に異常が起こりやすくなります。従って、眼底検査を行うことで、高血圧の進行度合いを調べることができます。動脈硬化が原因で起こる出血や血栓、網膜組織の斑点やむくみなどを観察し、症状を分析します。


 心臓や大動脈の状態を検査する「胸部X線検査」
 胸部X線(レントゲン)検査は、心臓、動脈、肺などの状態を調べる検査です。高血圧による、心臓への影響、動脈硬化の状態などの情報を得ることができます。