高血圧になりやすい、日本人の食生活

 他の国と比較して、高すぎる日本人の塩分摂取量
 高血圧になる原因の一つとして上げられる、過剰な塩分摂取。日本人は、国際的に見ても非常に高い量を摂取しています。

 一日あたりの摂取量は、ヨーロッパで 5~6g、多いと言われるアメリカでも8~10g。これに対して日本は11~13gとなっています。

 味噌や醤油など伝統的な調味料、漬け物など塩分が高い保存食が、原因の一つとして考えられていますが、最近では加工食品や外食の塩分の高さにも注意が必要です。

 適切な塩分量として、厚生労働省では1日10g未満を目標に掲げています。一方、WHO(世界保健機関)ではその約半分の6g未満を推奨しています。

 日本高血圧学会でも高血圧のある場合は6g未満を推奨しています。


   日本人の塩分摂取量の推移

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