更年期による高血圧

更年期が原因で高血圧になることもあります。

更年期障害というと、女性のものと考えがちですが、男性も同じようなことが言えます。

原因の一つとして、血管が固くなることで、血圧の値が上がることです。

加齢によって血管の老化が始まってしまうことになり老化によって血管が固くなることで、血液にかかる圧力が強くなると考えられています。

心臓から血液を全身に送るときに、固い血管を通ることで、上の血圧が上がることになり、今度は心臓の血液が行く過程で下の血圧が上がり、血圧を図ると上下ともに高い状態になります。

更年期にかけて、固い血管になることで、高血圧になることがあり、70歳以上の方の場合は、『孤立型収縮期高血圧』の診断を受けることがあります。

血管が固くなるだけではなく、自律神経も乱れてくる時期で、毎日の血圧の値が一定にならないなど、体そのものも不調になるのが特徴で更年期障害は女性の多いですが、孤立型収縮期高血圧は男性に多い症状だと言われていますが、この原因としては、喫煙や飲酒などと言われています。

女性でも、若いときからの習慣が、更年期になった時に高血圧の症状を招くことになります。



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