高血圧の治療:食事の改善

食事療法の基本は、栄養バランス、減塩、カロリー制限
高血圧の予防・改善のための食事療法は、栄養バランスよく、食塩の摂取を抑え、食べ過ぎないことです。
食べ過ぎは、肥満や糖尿病になるリスクが高くなります。

ダイエットやバランスの悪い食生活も逆効果です。タンパク質、ミネラル、ビタミンといった栄養素をバランスよくとり、標準体重を維持することが大切です。

重要なことは、食塩の摂取量を抑えることです。日本人の平均的な1日食塩摂取量は11~12g程度といわれていますが、高血圧治療ガイドラインの目標とする6gの倍以上摂取していることになります。


生活習慣が一緒の家族も危ない
高血圧は、同一家族内で発生することが多いものです。理由は遺伝的な原因に加え、生活習慣が同じであることも考えられます。

濃い味付けが好みだと、家族中の食事が濃い味付けになり、家族全員が高血圧になりやすい体質になってしまうこともあります。




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