高血圧における食事療法の最大のポイントが、塩分の削減です。
うす味に慣れる
高血圧学会が提唱する塩分摂取量の目標値は6gですが、日本人の平均的な塩分摂取量は約12gと、2倍であるのが現状です。
いきなり半分に減塩をすると、料理が味気なくなり、ストレスが蓄積し、逆効果になります。
少量の減塩であれば、それほど苦にはなりません。
続けていくと、舌がうす味に慣れてきて、今までの味付けが濃く感じられるようになります。
含まれている塩分量を確認し減らす
普段食べているものの塩分量を把握しておくことも大切です。ラーメンはスープに塩分が多いので、半分残すなど。ちょっとした工夫である程度まで減塩することができます。
塩の代わりになるもの活用
た出汁を濃厚に取ることで、そのぶん、塩分を減らすことができます。また、酢、レモンなどの柑橘類の酸味、ヨーグルトの酸味、カレーや胡椒、わさびなどの香辛料は、いずれも塩分は含んでいません。